キャビテーションの構造ってどうなってるの?「えっ」と驚く機能!

痩身機のキャビテーションを利用されているエステサロンは多いと思います!よくキャビテーションは空洞現象の発生による現象でエステでは超音波をもちいて脂肪細胞にアプローチする方法ということで理解されていると思います。

では、この構造(超音波トランスデューサー)について説明します。

一般的な40KHzキャビテーションヘッド

圧電素子(ピエゾ素子)の利用!

超音波を発生させる最も一般的な方法は圧電効果を利用する方法です。圧電効果には正圧電効果逆圧電効果があります。

ピエゾ素子に圧力をかけると電圧が発生します。正圧電効果と呼びます!

逆にピエゾ素子に電圧をかけるとひずみが生じます。逆圧電効果と呼びます!

キャビテーションのヘッド内ではどのように組み込まれているか?

キャビテーション内では1つ以上のピエゾ素子が使用されています。
ピエゾ素子2枚を電極板と固定金属で挟んでいます。ずれないようにボルトネジで固定あれています。電圧をかけることにより変形し超音波を発生します。

隣接する2枚の圧電素子は互いに逆方向に分極されており、枚数は偶数であり、前後の金属カバープレートは同極性の電極に接続され前部カバープレートと後部カバープレートとの間に配置されています。 2つのピエゾ素子の間には、はんだ付け電極のリードとして通常はピエゾ素子と金属カバーとの間に薄い黄銅(厚さ0.1mm未満)が挟まれています。 ピエゾ素子、電極板、金属支持体、および金属製の前面および後部カバーが強く圧着されています。 エポキシの硬化の前に接着された六角付きのネジを締めることができます。 圧電素子の圧縮反応ははるかに大きいため接着層もまた大振幅下での延伸段階で容易に破壊されるので、予備補充ネジを使用して電極板および振動子の接着部分を加圧します。

超音波トランスデューサの周波数は?

トランスデューサーの周波数は波長に反比例し、波長はキャビティの直径に関連し一般に上記の原理に基づいて、周波数が高いほど、波長は短くなり、キャビティの直径は小さくなります。

中高周波(33〜60KHz):中高周波で一般的な痩身キャビテーションで使用されています。周波数が小さくなると骨伝導のキーキーオンが高くなります。

制御基板からの40KHzの周波数は、作られたトランスデューサーの40KHzと一致します。

超音波トランスデューサの寿命

トランスデューサーは高温多湿の環境で使用した場合、寿命が短くなります。圧電素子、電極板を接着するエポキシ接着剤の劣化につながりますのでご注意ください。痩身機器で使用されるキャビテーションヘッドの寿命は使用環境によりますが1から2年で交換する必要があります。ヘッドを上にして金属面に水を垂らし弾けな状態であれば交換をお勧めします。


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