業務用脱毛機「バイマッハ」のハンドピースで修理依頼がありました!

今回のご依頼はバイマッハのハンドピースの修理依頼です!最近、特に多いご依頼となりますので慎重かつ正確に調査したいと思います!

先ず気になる現象は?

ご依頼の内容はハンドピースからの水漏れと接続したハンドピースの冷却温度が下がらず、逆に熱くなるとのことで出張修理をおこないました。

外観

お客様より2本提供して頂きましたので故障部品を見極め交換していきたいと思います。

内部構造(ネジで止まったプレートはアルマイト処理です)
ガラス管は白く透明感がなくなっています

ガラス管内部のキセノンランプに黒い付着物があるようです。この汚れでは熱量が下がります。

インプレートの脱毛用フィルターです。
650nm-950nmとカバーには表記されています。

白い付着物はなんでしょうか?さらに金属プレートには大きな付着物も!

ガラス管や脱毛フィルターの汚れでも熱量はかなり下がっていると思われますので今までと同じレベル設定では弱い熱量となります。

今回の故障のメインである温度センサーを温度計とテスター(抵抗測定)を使って計測します。この結果により使用されている温度センサーの特性がわかり部品購入ができるからです。このハンドピースに使用されているNTCサーミスター(温度センサー)の種類が判明しました!!

クリスタルを覆う金属プレートにこのような温度センサーが付いています。違った温度センサーを付けると実際の温度表示が変わってしまうので注意が必要です

今回の修理はハンドピースの先端部の問題でしたがランプ交換を行う際は、接続コネクターの内部に情報を保存するメモリーが付いています。この情報を書き換えないとランプ交換しても残ショット数は「0」のままとなります。

情報を保存するメモリー装置

様々な確認をおこない無事に正常動作を確認する事が出来ました。

このような修理がございましたらご相談いただければと思います。


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